不安神経症とは
不安神経症は、神経症を細かく分類した時のひとつです。神経症はノイローゼとも呼ばれ、その原因は「心因性」に分類されます。
精神医学上、精神病をその原因で分類するときに、遺伝的要素や性格、体型などを原因とする「内因性」、脳の炎症や腫瘍、ホルモン異常など物理的な障害を原因とする「外因性」、心理的な感情を原因とする「心因性」の3種があります。
内因性の病気としては統合失調症や躁うつ病、てんかんがあります。外因性の病気には「脳器質性精神障害」「症候性精神障害」「中毒性精神障害」があります。
神経症は、さらにその症状から多くの種類に分類します。
不安神経症、ヒステリー、恐怖症、脅迫神経症、抑うつ神経症などです。その中でも代表的な不安神経症についてチェックしてみましょう。
不安神経症は、神経症の中でも発症しやすい症状で、20歳代から30歳代を中心に、軽症のものを含めると2%から5%の発病率があると言われています。
症状としては激しい動悸や息苦しさに襲われます。しかし身体的な異常はなく、ただ不安な感情を強く訴えるということが特徴です。また、この不安も具体的な理由があるわけではなく、漠然としたものです。
治療法としては、不安や悩みの原因を調べ和らげることと合わせ、感情を緩和するために抗うつ薬や抗不安薬を服用することもあります。
不安神経症にかかりやすい人の傾向としては、慢性的なストレスを受け続ける人や、性格的には素直、温和、真面目、平和主義、死や危険に対し敏感な人が挙げられます。

