仮面うつ病の治療法
うつ病は心の病気であり、身体の症状は出ないと思われていることが多いのですが、身体的症状を訴えるうつ病もあります。
症状は、寝付きが悪い、朝早く目覚める、眠りが浅い、食欲がない、性欲がない、体がだるい、腹痛、下痢、便秘、頭痛、しびれ、めまい、動悸、発汗、口が渇く、息苦しい、胸の圧迫感、発熱、味覚障害、肩こり、目の疲れ、頻尿、体重の減少、生理不順、勃起不全など、実に多岐にわたります。
性格的には、仕事や学業に熱心で、真面目な、責任感の強い人がなりやすい傾向にあります。与えられた任務を何としても遂行しようとするあまり、ストレスを溜めやすいためです。ストレスが多い現代ならではの現代病と言えるでしょう。
世代としては思春期から老年期まで、幅広く起こります。
患者は身体的症状を感じ、さまざまな専門の医師にかかります。しかし原因が分からず「勘違い」や「気のせい」などの言葉で片付けられてしまい、がさらに追い込まれてうつ病が悪化してしまうことがあります。
この点は、身近な人たちが十分にチェックし、うつ病を疑えるよう知識を身につけておくべきでしょう。
原因は心の中にある病気ですので、うつ病と同様の診断とチェックが必要です。たとえば仮面うつ病の睡眠障害の場合、一般的な睡眠薬は効かないけれども抗うつ薬は効く、ということがあります。このように、仮面うつ病にはうつ病と同様の治療が必要なのです。
ときに自律神経失調症の治療を続け、長引いてしまうこともありますし、患者がうつ病と気づかず、症状を紛らわすためにアルコール依存や薬物依存を招いてしまうこともあります。

