抗うつ薬(イミプラミン)
うつ病の治療は、抗うつ薬による薬物治療を主として行われます。
この抗うつ薬はその効果も様々であり、副作用もそれぞれ異なります。病院で処方を受ける場合は医師や薬剤師の説明をしっかり聞いておかなければなりません。
また、星和書店の『こころの治療薬ハンドブック』のような、薬の説明がされている本などで自分自身でもチェックすることが可能です。星和書店のハンドブックでは、非常に多くの種類の薬に対し、薬理説明、処方例やそのときのエピソード、患者へアドバイスや留意点が充実しており、自身の体調チェックには最適と言えます。
抗うつ薬の代表的なものに、「イミプラミン」という薬があります。ここで、「イミプラミン」という名前にについてですが、これは「一般名」と言われるものです。イミプラミンが商品として患者の手元に届くときは、「トフラニール」「イミドール」「クリテミン」といった商品名が付けられています。
イミプラミンは三環系抗うつ薬(他にはアミトリピチリン、ノルトリプチリンなど)の一つで、単極性うつ病の治療によく用いられます。
星和書店の『こころの治療薬ハンドブック』にイミプラミンの説明があります。
イミプラミンは、「三環系抗うつ薬の代表薬であり、中枢神経系においてノルアドレナリンやセロトニンなどのモノアミンの再取り込み阻害作用を有する。その結果、シナプス間のモノアミン量は増加し、ジョイス所に後シナプスにおけるモノアミン受容体の感受性が正常化し、抗うつ作用が発現するという機序が考えられている。」
用量についても、トフラニール(イミプラミンの商品名の一つ)25mgの場合、うつ病初期は毎食後3回1錠ずつ、以降、臨床症状および副作用に応じて投与量の調整を行うというように詳細が書かれています。

