身近なきっかけでおこるうつ病
うつ病は、日常生活の中で起こる、心理的な影響を受けるイベントによって発症することがあります。このイベントには、悲しみや怒りなどマイナスの影響を受けるものだけでなく、ストレスから解放されるような、一見プラスに思える影響を受けるイベントをも含みます。
例えばどのようなことがきっかけでうつ病が起こるのか、チェックしてみましょう。
うつ病が身近であり、誰の身にも起こりうるということが理解できると思います。
-引っ越しうつ病
-昇進うつ病
-荷降ろしうつ病
「引っ越しうつ病」とは、引っ越しによる居住環境の変化が原因のうつ病です。
すぐに新しい家に慣れてしまう人はよいのですが、なかなか慣れることができず、自分の居場所がなくなってしまったような感覚になってしまうのです。これは、性格が真面目な人に起こりやすいようです。
引っ越しに限らず、環境の変化という意味では、職場の変化もうつ病のきっかけとなりうるイベントです。特に新社会人は、それまでの学生生活とは一変した社会に飛び込むのですから、うつ病となる危険性は高いと言えるでしょう。上京して新社会人生活を始める人などは、要注意と言えるでしょう。
「昇進うつ病」は、昇進により責任のある役職についたことがきっかけで起こります。中間管理職ならではの板挟みや周囲からのプレッシャーを感じながらも、昇進したことによるやる気でカバーしようとしますが、思ったような仕事ができず、理想とのギャップに苦しんで発症してしまうようなケースです。
「荷降ろしうつ病」は、長年にわたり背負ってきた心の重荷(ストレス)が降りたことがきっかけで起こるうつ病のことです。例えば、40年間休まず働き定年退職となった、子供が長年の苦労の末に大学合格した、子供が結婚や就職し、子育てから解放された、などです。
それまではストレスに感じていたことから解放されて、気が抜けてしまったようにうつ病になってしまうというケースです。

