躁うつ病の原因

躁うつ病(そううつびょう)は、気分が高揚した状態が続く「躁(そう)状態」と、不安や食欲低下、不眠症など気分が落ち込んだ状態が特徴の「うつ状態」が見られる精神疾患です。

精神病はその発生原因から分類すると、遺伝的要因や体質(体型や性格など)による「内因性精神病」、脳への衝撃やホルモン異常による「外因性精神病」、精神的ストレスによる「心因性精神病」に分けられます。

躁うつ病はこのうち「内因性精神病」に分類されています。内因性の病気の原因は、まだ不明な点が多いのですが、遺伝的要因と環境的要因の両方が影響していると考えられています。
他に「内因性」で起こると考えられているものは、「統合失調症」(2002年にこの名称となった。それ以前は「精神分裂病」と呼ばれていた)や「てんかん」があります。

遺伝的要因が影響していると考えられる根拠として、発病率の違いがあります。親が躁うつ病を患っている場合、その子供の発病率は9.5%ですが、一般的な躁うつ病の発病率は0.26%です。また、兄弟姉妹に発病者がいる場合にも9.1%という高い発病率を有しており、遺伝的要因説の根拠となっています。

遺伝的要因以外にも、単極型躁うつ病には仕事熱心やこり性、几帳面といった性格な人がなりやすいといった、体型や性格が発病率に影響するという説もあります。秩序を重んじ、己に厳しい性格の人も単極型躁うつ病にかかりやすいとされます。

双極型躁うつ病では、情が深く、社交的で、肥満型で、行動は活発、ときに落ち込む、といった性格の人がかかりやすいといわれます。



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